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呻吟語 / 外篇・聖賢・竟に能く然らず

人於吃飯穿衣,不曾說我當然不得不然,至於五常百行,卻說是當然不得不然,又竟不能然。

新字:人於吃飯穿衣,不曽説我当然不得不然,至於五常百行,却説是当然不得不然,又竟不能然。

書き下し

人は吃飯穿衣に於て、曾て我は當然にして然らざるを得ずと說かず。五常百行に至りては、卻って是れ當然にして然らざるを得ずと說く。又た竟に能く然らず。

現代語訳

人は飯を食べ衣を着ることについて、これは当然であってそうせざるを得ない、などと言いません。ところが五常や百行については、当然だそうせざるを得ないと言います。そのくせ結局そうできません。

解説

当然だと口にすること自体が、当然になっていない証拠だと突きます。食事や着衣には理屈が要らないのに、徳目には理屈が要る。しかも理屈をつけてなおできない。前に出てきた、善をなすのは食事と同じだという段と同じ構図で、こちらは言葉の使い方から不自然さを暴いています。言葉の使い方から、不自然さを暴いた一段になっています。

この章句が説くこと

当然日常徳目言葉不自然

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