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呻吟語 / 外篇・聖賢・閔子の中平の氣

費宰之辭,長府之止,看閔子議論,全是一個機軸,便見他和悅而諍。處人論事之法,莫妙於閔於天生的一段中平之氣。

新字:費宰之辞,長府之止,看閔子議論,全是一個機軸,便見他和悅而諍。処人論事之法,莫妙於閔於天生的一段中平之気。

書き下し

費宰の辭、長府の止は、閔子の議論を看るに、全く是れ一個の機軸なり。便ち他の和悅にして諍ふを見る。人に處し事を論ずるの法は、閔子の天生の一段の中平の氣より妙なるは莫し。

現代語訳

費の宰を辞したことと、長府の改築を止めた言葉を見れば、閔子騫の議論はまったく一つの軸で貫かれています。そこに、和やかでありながら諫めている様子が見えます。人に接し事を論ずる方法で、閔子騫が生まれつき持っていた平らかな気に勝るものはありません。

解説

閔子騫の二つの発言を挙げ、和やかでありながら諫めていると評します。辞退も反対も、角を立てずに通している。そして人に接し事を論ずる方法として、これに勝るものは無いとまで言います。前に出てきた、理が直くても婉やかに出せという段の、最上の実例として示された一段です。理が直くても婉やかに出せという主張の、最上の実例です。

この章句が説くこと

閔子騫和諍諫言中平実例

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