呻吟語 / 外篇・天地・靜氣一粒九地の下に伏す
彌六合皆動氣之所為也,靜氣一粒伏在九地之下以胎之。
新字:弥六合皆動気之所為也,静気一粒伏在九地之下以胎之。
書き下し
六合に彌つるは皆な動氣の為す所なり。靜氣一粒九地の下に伏して以て之を胎す。
現代語訳
天地四方に満ちているものは、みな動く気のなす業です。静かな気は一粒だけ、地の底の底に伏して、それを胎んでいます。
解説
目に見える世界をすべて動の産物とし、静はただ一粒だけ、地の底に伏しているとします。量で言えば圧倒的に少ないのに、そこから生まれてくる。一粒という言い方が効いていて、静の希少さと重要さが同時に伝わります。次の段で、動静の関係がさらに詳しく述べられます。一粒という言い方が、静の希少さと重要さを同時に伝えます。次の段で、動静の関係がさらに詳しく述べられます。
この章句が説くこと
静動一粒胎む希少
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