呻吟語 / 内篇・存心・靜者は生門、躁者は死戶
靜者生門,躁者死戶。
新字:静者生門,躁者死戸。
書き下し
靜者は生門、躁者は死戶なり。
現代語訳
静かな者には生きる門が、騒がしい者には死ぬ戸口があります。
解説
わずか十字で、静と躁が生死の門に割り振られます。門と戸という二つの語が並び、どちらの入口を通るかで行き先が決まる情景になります。前に出てきた、忍と激の二字は禍福の関、と同じ構えで、この書は要点を関所や門の比喩でしばしば示します。静かにしているだけで生きる側の門に立っている、という単純さが、かえって効きます。
この章句が説くこと
静躁生門死戸分岐
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