呻吟語 / 外篇・天地・極まれば則ち必ず離れ必ず合す
陰陽合時只管合,合極則離;窩時只管離,離極則合。不極則不離不合,極則必離必合。
書き下し
陰陽合ふ時は只管合ふ。合ひ極まれば則ち離る。離るる時は只管離る。離れ極まれば則ち合ふ。極まらざれば則ち離れず合はず。極まれば則ち必ず離れ必ず合す。
現代語訳
陰陽は合うときはひたすら合います。合いきれば離れます。離れるときはひたすら離れます。離れきれば合います。極まらなければ離れも合いもしません。極まれば必ず離れ、必ず合います。
解説
合と離を、極点で反転する運動として描きます。途中では反転せず、極まったときだけ向きが変わる。だから中途半端な状態では何も変わりません。人間関係にも当てはめて読め、近づききれば離れ、離れきれば戻るという循環になります。前に出てきた、反対のものは似ているという段と同じ円環の構図です中途半端な状態では、何も変わらないということです。
この章句が説くこと
離合極点反転循環陰陽
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