呻吟語 / 外篇・天地・太乙盡きずして天地存す
精存則生神,精散則生形。太乙者,天地之神也;萬物者,天地之形也。太乙不盡而天地存,萬物不已而天地毀。人亦然。
新字:精存則生神,精散則生形。太乙者,天地之神也;万物者,天地之形也。太乙不尽而天地存,万物不已而天地毀。人亦然。
書き下し
精存すれば則ち神を生じ、精散ずれば則ち形を生ず。太乙なる者は、天地の神なり。萬物なる者は、天地の形なり。太乙盡きずして天地存し、萬物已まずして天地毀る。人も亦た然り。
現代語訳
精が保たれれば神を生み、精が散れば形を生みます。太乙は天地の神であり、万物は天地の形です。太乙が尽きないから天地が存し、万物が止まないから天地は壊れます。人もまた同じです。
解説
精が内に保たれるか外に散るかで、神になるか形になるかが決まると言います。そして天地に当てはめ、太乙が神、万物が形とします。万物が盛んであるほど天地は壊れるという見方が独特で、前に出てきた、万物が茂れば元の精が消耗するという段と同じ立場です。そして最後に、人も同じだと添えられます。万物が盛んなほど天地は壊れる、という独特の見方です。
この章句が説くこと
精神形太乙消耗
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