呻吟語 / 内篇・養生・無聲無臭の真體
氣只夠喘息底,聲只夠聽聞底,切莫長餘分毫,以耗無聲無臭之真體。
新字:気只夠喘息底,声只夠聴聞底,切莫長余分毫,以耗無声無臭之真体。
書き下し
氣は只だ喘息するに夠る底、聲は只だ聽聞するに夠る底。切に長餘分毫して、以て無聲無臭の真體を耗する莫かれ。
現代語訳
気は息をするのに足りるだけ、声は聞き取れるだけ。決して毛ほども余らせて、音も匂いも無い真の体を消耗させてはいけません。
解説
気と声の量に、必要最小限という基準を設けます。息ができる分、聞こえる分。それを越えた分はすべて消耗です。そして消耗する対象が、音も匂いも無い真の体だとされます。目に見えないものが減っていくので、当人には気づけません。声の大きさまで消耗として数える点が、この段の厳しさになっています。声の大きさまで消耗として数えるのが、この段の厳しさです。
この章句が説くこと
最小限気声消耗真体
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