呻吟語 / 内篇・應務・士君子の四大責任
世道、人心、民生、國計,此是士君子四大責任。這裡都有經略,都能張主,此是士君子四大功業。
新字:世道、人心、民生、国計,此是士君子四大責任。這裡都有経略,都能張主,此是士君子四大功業。
書き下し
世道・人心・民生・國計、此れは是れ士君子の四大責任なり。這裡都て經略有り、都て張主する能はば、此れは是れ士君子の四大功業なり。
現代語訳
世の道、人の心、民の暮らし、国の計り。これが士君子の四つの大きな責任です。ここにみな筋道の立った計画があり、みな取り仕切ることができれば、それが士君子の四つの大きな功業です。
解説
責任の範囲を四つに定めます。世道、人心、民生、国計。抽象から具体へ、精神から経済へと並んでいるのが特徴です。そして同じ四つが、果たせれば功業になるとされます。責任と功業が同じ項目であるという構成で、別に手柄を立てる必要が無いということでもあります。持ち場を明示した一段です。責任と功業が同じ項目である、という構成になっています。
この章句が説くこと
責任世道人心民生国計
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