呻吟語 / 内篇・應務・彌宇宙間皆な太和の氣
人人自責自盡,不直四海無爭,彌宇宙間皆太和之氣矣。
新字:人人自責自尽,不直四海無争,弥宇宙間皆太和之気矣。
書き下し
人人自ら責め自ら盡くさば、直だ四海に爭ひ無きのみならず、彌宇宙の間皆な太和の氣ならん。
現代語訳
一人一人が自分を責め自分を尽くせば、四海に争いが無くなるだけでなく、宇宙に満ちるまですべてが大いなる和の気となるでしょう。
解説
前の段を受けて、規模を宇宙まで広げます。一人一人の自責と自尽から始まって、四海に争いが消え、宇宙が和の気で満ちる。個人の行いから宇宙まで一直線につながる構図です。前に出てきた、めいめいが自分を責めれば天は澄み地は安らかだという段と同じ主張が、ここでは最大の規模で述べられています。個人の行いから宇宙まで、一直線につながる構図です。
この章句が説くこと
自責太和宇宙規模連鎖
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