呻吟語 / 内篇・修身・各おの自ら責むれば天清く地寧し
各自責,則天清地寧;各相責,則天翻地覆。
書き下し
各おの自ら責むれば、則ち天清く地寧し。各おの相責むれば、則ち天翻り地覆る。
現代語訳
めいめいが自分を責めれば、天は澄み地は安らかになります。めいめいが互いを責めれば、天はひっくり返り地は覆ります。
解説
談道篇にあった相責各尽の四字を、ここで二つの情景として描き直します。自責なら天地が澄み、他責なら天地がひっくり返る。極端な対比ですが、責め合いが始まった場の荒れ方を思えば誇張とも言えません。二十字ほどの対句で、組織や家庭の空気の行く先を言い当てた一段になっています。責め合いが始まった場の荒れ方を思えば、誇張とも言えません。組織や家庭の空気の行く先を言い当てた一段です。
この章句が説くこと
自責他責天地空気対句
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