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呻吟語 / 内篇・應務・相忘るるの怒詈

相嫌之敬慎,不若相忘之怒詈。

書き下し

相嫌ふの敬慎は、相忘るるの怒詈に若かず。

現代語訳

嫌い合いながらの丁重さは、互いに気を許した怒鳴り合いに及びません。

解説

礼儀正しさと親しさを比べ、親しさを上に置きます。嫌い合いながらの丁重な応対は、形は整っていても中身が冷たい。互いを忘れるほど気を許した間柄なら、怒鳴り合っても関係は損なわれません。形式と実質のどちらを取るかを、極端な二つの場面で示した一段で、二十字足らずながら忘れがたい一句です。形式と実質のどちらを取るかを、二つの場面で示しています。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

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この章句が説くこと

礼儀親しさ形式実質関係

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