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呻吟語 / 内篇・應務・象箸もて冰丸を夾む

象箸夾冰丸,須要夾得起。

書き下し

象箸もて冰丸を夾むは、須らく夾み得起こすを要す。

現代語訳

象牙の箸で氷の玉をはさむなら、必ずはさみ上げられなければなりません。

解説

つるつるの箸で、つるつるの氷をはさむ。落ちて当然の組み合わせですが、それでもはさみ上げよと言います。前の段の舟の火事と対になっており、どちらも言い訳の立たない難題です。条件が悪いことは、できない理由にならない。前に出てきた、耳も目も利かない人を使って事を成す者に服すという段と同じ主題の、最も短い形です。

この章句が説くこと

難題条件言い訳技量遂行

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