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呻吟語 / 内篇・應務・心を清くし事を省く

人事者,事由人生也。清心省事,豈不在人?

書き下し

人事なる者は、事人に由りて生ずるなり。心を清くし事を省くは、豈に人に在らざらんや。

現代語訳

人の事とは、事が人から生まれるということです。心を清くし用事を減らすのも、人にかかっているのではないでしょうか。

解説

人事という語を、事が人から生まれると読み替えます。だから用事が多いのは、自分が生んでいるからだということになります。そして心を清くし事を減らすのも自分次第だ、と。忙しさを外から降ってくるものと考える癖を、一つの語の読み替えで覆した一段になっています。前に出てきた、事を自分で複雑にするなという段と通じます。

この章句が説くこと

人事省事清心忙しさ自作

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