呻吟語 / 内篇・應務・二簋一掬に何ぞ嫌はん
沒這點真情,可惜了繁文侈費;有這點真情,何嫌於二簋一掬?
新字:没這点真情,可惜了繁文侈費;有這点真情,何嫌於二簋一掬?
書き下し
這の點の真情沒くんば、繁文侈費を惜しむ可し。這の點の真情有らば、何ぞ二簋一掬を嫌はんや。
現代語訳
この一点の真情が無ければ、飾り立てた作法と贅沢な費用が惜しいばかりです。この一点の真情があれば、二つの器の供え物や一掬いの水を嫌うことがあるでしょうか。
解説
供え物や礼の厚薄を、真情の有無で判定します。真情が無ければ豪華でも無駄、あれば粗末でも十分。金額や規模ではなく、中身一つで決まるという基準です。前に出てきた、礼は情を飾るものだという段と同じ主張ですが、こちらは費用の話として示されており、贈答や式典の場面でそのまま使える形になっています。贈答や式典の場面で、そのまま使える形になっています。

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真情礼費用簡素判定
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