呻吟語 / 内篇・應務・氣平らかなれば再び錯る處無し
涵養不定的,惡言到耳先思馭氣,氣平再沒錯的。一不平,饒你做得是,也帶著五分過失在。
新字:涵養不定的,悪言到耳先思馭気,気平再没錯的。一不平,饒你做得是,也帯著五分過失在。
書き下し
涵養定まらざる的は、惡言耳に到れば先づ氣を馭するを思へ。氣平らかなれば再び錯る處無し。一たび平らかならずんば、饒し你做し得て是なるも、也た五分の過失を帶著するに在り。
現代語訳
養いが定まっていない人は、悪口が耳に届いたら、まず気を御することを考えなさい。気が平らかなら、もう誤るところはありません。ひとたび平らかでなくなれば、たとえあなたのすることが正しくても、なお五分の過失を抱え込むことになります。
解説
悪口を受けたときの手順を示します。まず気を御し、それから対応する。そして正しくても気が乱れていれば五分の過失が付くと言います。内容の正誤とは別に、感情の状態そのものが失点になるという採点です。前に出てきた、双方が怒れば小人二人と同じだという段と合わせて読むと、この五分の意味がよく分かります。内容の正誤とは別に、感情の状態が失点になります。
この章句が説くこと
悪口感情手順過失平気
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