呻吟語 / 内篇・應務・氣を使ふは最も事を害す
使氣最害事,使心最害理,君子臨事平心易氣。
新字:使気最害事,使心最害理,君子臨事平心易気。
書き下し
氣を使ふは最も事を害し、心を使ふは最も理を害す。君子は事に臨みて心を平らかにし氣を易くす。
現代語訳
気を振り回すのは最も事を損ない、心を働かせすぎるのは最も理を損ないます。君子は事に臨んで心を平らかにし、気を穏やかにします。
解説
事を損なうものと理を損なうものを、一つずつ挙げます。気を振り回すことと、心を働かせすぎること。後者が興味深く、あれこれ策を巡らせることが理を歪めるとされています。感情も策略もどちらも捨て、平心易気で臨む。應務篇に繰り返し出てくる四字が、ここでも結論に置かれています。感情も策略も捨て、平心易気で臨むという結論です。
この章句が説くこと
感情策略平心易気害
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