呻吟語 / 内篇・應務・是れ個の人も用ひ得
善用人底,是個人都用得;不善用人底,是個人用不得。
書き下し
善く人を用ふる底は、是れ個の人も用ひ得。善く人を用ひざる底は、是れ個の人も用ひ得ず。
現代語訳
上手に人を用いる者は、どんな人でも用いられます。上手に人を用いない者は、どんな人でも用いられません。
解説
人が使えるかどうかを、使われる側ではなく使う側の問題にします。上手な人はどんな人でも使え、下手な人は誰も使えない。人材の質を嘆く前に、自分の腕を疑えということです。二十字足らずの短句ですが、前に出てきた、百人集めれば賢人が作れるという段と同じ立場に立っています。人材の質を嘆く前に、自分の腕を疑えということです。
この章句が説くこと
人材用いる腕責任嘆き
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