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呻吟語 / 内篇・應務・人を責むるは含蓄を要す

責人要含蓄,忌太盡;要委婉,忌太直;要疑似,忌太真。

新字:責人要含蓄,忌太尽;要委婉,忌太直;要疑似,忌太真。

書き下し

人を責むるは含蓄を要す、太だ盡くすを忌む。委婉を要す、太だ直きを忌む。疑似を要す、太だ真なるを忌む。

現代語訳

人を責めるには、含みを持たせることが必要で、言い尽くすのは避けます。回りくどくすることが必要で、まっすぐすぎるのは避けます。そうかもしれないという程度にすることが必要で、はっきり言い当てるのは避けます。

解説

叱責の作法を、三つの組で示します。含みを持たせる、回りくどくする、断定しない。いずれも、言い尽くさないという同じ方向です。前に出てきた、人を論ずるには厚みを帯びよという段と同じ主張ですが、こちらは避けるべき形まで並べられているので、実行の際の目安として使えます。避けるべき形まで並ぶので、実行の目安として使えます。

この章句が説くこと

叱責含蓄婉曲断定加減

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