古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・應務・一たび衰歇すれば便ち振舉し難し

天下之事常鼓舞不見罷勞,一衰歇便難振舉。是以君子提醒精神不令昏眩,役使筋骨不令怠惰,懼振舉之難也。

新字:天下之事常鼓舞不見罷労,一衰歇便難振舉。是以君子提醒精神不令昏眩,役使筋骨不令怠惰,懼振舉之難也。

書き下し

天下の事は常に鼓舞すれば罷勞を見ず。一たび衰歇すれば便ち振舉し難し。是を以て君子は精神を提醒して昏眩ならしめず、筋骨を役使して怠惰ならしめず。振舉の難きを懼るればなり。

現代語訳

天下の事は、常に奮い立たせていれば疲れを感じません。ひとたび衰え止まれば、もう奮い起こすのが難しくなります。だから君子は精神を引き締めてぼんやりさせず、筋骨を働かせて怠けさせません。奮い起こすことの難しさを恐れるからです。

解説

動き続けている間は疲れず、止まると再開が難しいという観察です。前に出てきた、途切れれば日ごとに怖くなるという段と同じ主張で、こちらは身体と精神の両面から述べられています。休まないことを美徳としてではなく、再開の難しさへの恐れとして説明するのが特徴で、動機が恐れに置かれています。動機を、意欲ではなく恐れに置いているのが特徴です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

継続疲労再開恐れ惰性

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る