呻吟語 / 内篇・應務・和中に介有り
接人要和中有介,處事要精中有果,認理要正中有通。
新字:接人要和中有介,処事要精中有果,認理要正中有通。
書き下し
人に接するは和中に介有るを要し、事に處するは精中に果有るを要し、理を認むるは正中に通有るを要す。
現代語訳
人に接するには、和やかさの中に筋があることが必要です。事に処するには、精しさの中に思い切りがあることが必要です。理を認めるには、正しさの中に融通があることが必要です。
解説
三つの場面で、二つの性質を組み合わせよと言います。和やかさと筋、精しさと思い切り、正しさと融通。どれも片方だけでは崩れる組み合わせです。和やかだけなら流され、精しいだけなら決まらず、正しいだけなら通りません。三組の対を並べることで、どの場面でも一つの性質では足りないと分かる形になっています。どの場面でも、一つの性質では足りないと分かります。
この章句が説くこと
和介精果正通組み合わせ均衡
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