呻吟語 / 内篇・應務・不足を以て感に當たる
在我有餘則足以當天下之感,以不足當感,未有不困者。
新字:在我有余則足以当天下之感,以不足当感,未有不困者。
書き下し
我に餘り有れば、則ち以て天下の感に當たるに足る。不足を以て感に當たらば、未だ困しまざる者有らず。
現代語訳
自分に余りがあれば、天下からの働きかけに応ずるに足ります。足りないままで働きかけに応ずれば、苦しまずにいられた者はいません。
解説
外から来る要求に応ずる条件を、余りの有無に置きます。余りがあれば応じられ、無ければ必ず苦しむ。前の段までの備えの議論を、内側の蓄えの話として言い直した形です。次の段では、その余りが何についてかが五つに分けて示されます。三段続きで、余りという主題が展開されていきます。三段続きで、余りという主題が展開されていきます。
この章句が説くこと
余り要求応対蓄え消耗
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