呻吟語 / 内篇・應務・實處に腳を著け、穩處に手を下す
實處著腳,穩處下手。
新字:実処著脚,穏処下手。
書き下し
實處に腳を著け、穩處に手を下す。
現代語訳
確かな所に足を着け、安定した所に手をつける。
解説
わずか十字の一段です。足を置く場所は確かな所、手をつける場所は安定した所。どちらも動き出す前の位置取りを指しています。前に出てきた、事に処するには安詳の二字という段と同じ方向で、こちらは身体の動作として示されました。短いぶん、着手の直前に思い出せる標語になっています。着手の直前に思い出せる、標語のような一段です。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
足場着手安定位置標語
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