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呻吟語 / 内篇・應務・義に臨みて利害を計る莫かれ

臨義莫計利害,論人莫計成敗。

書き下し

義に臨みては利害を計る莫かれ、人を論ずるには成敗を計る莫かれ。

現代語訳

義に臨んでは損得を数えてはいけません。人を論ずるには成否を数えてはいけません。

解説

二つの場面で、数えてはならないものを示します。義の場では損得、人物評価では成否。どちらも最も数えやすく、最も判断を歪めるものです。とくに後半が重く、成功したかどうかで人を測れば、運に恵まれた者だけが評価されることになります。二十字足らずで、判断の軸を二つ守った一段です。成否で測れば、運に恵まれた者だけが評価されてしまいます。

この章句が説くこと

利害人物成否評価

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