呻吟語 / 内篇・應務・事に處するは先づ大體を求む
處事先求大體,居官先厚民風。
新字:処事先求大体,居官先厚民風。
書き下し
事に處するは先づ大體を求め、官に居るは先づ民風を厚くす。
現代語訳
事に処するには、まず大きな筋道を求めます。官にあるときは、まず民の風俗を厚くします。
解説
處事と居官の第一歩を、それぞれ一つずつ挙げます。事では細部より大きな筋道、官では成果より民の風俗。どちらも目先の処理ではなく土台に手をつける順序です。とくに後半が特徴的で、政策の成果ではなく民の気風を厚くすることを官の第一とします。土台の側から始めよという、この書の一貫した順序です。土台の側から始めよという、この書の一貫した順序です。
この章句が説くこと
大体民風順序土台居官
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