古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・應務・兩個氣を動かす

凡有橫逆來侵,先思所以取之之故,即思所以處之之法,不可便動氣。兩個動氣,一對小人一般受禍。

新字:凡有横逆来侵,先思所以取之之故,即思所以処之之法,不可便動気。両個動気,一対小人一般受禍。

書き下し

凡そ橫逆の來たり侵す有らば、先づ之を取る所以の故を思ひ、即ち之に處する所以の法を思へ。便ち氣を動かす可からず。兩個氣を動かせば、一對の小人と一般に禍を受く。

現代語訳

理不尽が押し寄せてきたら、まずそれを招いた理由を考え、次にそれに処する方法を考えなさい。すぐに気を立ててはいけません。二人とも気を立てれば、一組の小人と同じように災いを受けます。

解説

理不尽への対処を、二つの思考で挟みます。招いた理由と、処する方法。どちらも考えているあいだは怒れません。時間を稼ぐ仕掛けとしても働きます。そして最後の一句が効いていて、双方が怒れば小人二人と同じ扱いになる。相手が悪くても、怒った時点で同類にされるという現実を突いた一段です。相手が悪くても、怒った時点で同類にされるのです。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

理不尽怒り対処同類間合い

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る