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呻吟語 / 内篇・應務・力有りて氣無く、知有りて言無し

任難任之事,要有力而無氣;處難處之人,要有知而無言。

新字:任難任之事,要有力而無気;処難処之人,要有知而無言。

書き下し

難任の事に任ずるは、力有りて氣無きを要す。難處の人に處するは、知有りて言無きを要す。

現代語訳

引き受けがたい事を引き受けるには、力があって気負いが無いことが必要です。扱いにくい人と付き合うには、分かっていて口に出さないことが必要です。

解説

難事と難人への構えを、それぞれ二字で示します。事には力があって気負いが無いこと、人には分かっていて言わないこと。どちらも、持っているものを表に出さないという点で共通しています。気負えば消耗し、口に出せばこじれる。持つことと見せることを切り離すという、この書に一貫した処世の型がここにも現れています。持つことと見せることを、切り離すという型です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

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この章句が説くこと

難事難人気負い沈黙抑制

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