呻吟語 / 内篇・應務・察言觀色、度德量力
察言觀色,度德量力,此八字處世處人一時少不得底。
新字:察言観色,度徳量力,此八字処世処人一時少不得底。
書き下し
言を察し色を觀、德を度り力を量る、此の八字は世に處し人に處するに一時も少く可からざる底なり。
現代語訳
言葉を察し顔色を観る、徳を測り力を量る。この八字は、世を渡り人と接する上で、一時も欠かせないものです。
解説
八字を二組に分けて読めます。前半は相手を読む作業、後半は自分と相手の力量を測る作業です。読むだけでも測るだけでも足りず、両方が揃って初めて判断ができます。一時も欠かせないという言い方に、これが常時働かせるべき機能だと示されています。應務篇の基本装備を並べた一段です。應務篇の基本装備を、八字に並べた一段です。常時働かせるべき機能として示されています。
この章句が説くこと
察言観色度徳量力基本
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