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呻吟語 / 内篇・應務・徐徐として手を下す

撼大摧堅,要徐徐下手,久久見功,默默留意,攘臂極力,一犯手自家先敗。

新字:撼大摧堅,要徐徐下手,久久見功,黙黙留意,攘臂極力,一犯手自家先敗。

書き下し

大を撼かし堅を摧くは、徐徐として手を下し、久久にして功を見、默默として意を留むるを要す。臂を攘げ力を極むれば、一たび手を犯して自家先づ敗る。

現代語訳

大きなものを揺るがし堅いものを砕くには、ゆっくりと手をつけ、長い時をかけて功を見、黙って心を留めておくことが必要です。腕まくりをして力を出し尽くせば、ひとたび手を出した途端に自分のほうが先に倒れます。

解説

大きな相手に向かう時の作法を示します。ゆっくり、長く、黙って。三つとも目立たないやり方ばかりです。そして逆をやれば、相手より先に自分が倒れると警告します。腕まくりという具体的な動作が挙げられているので、自分の姿勢を思い出しやすい。改革を志す人への、実に現実的な忠告になっています。改革を志す人への、実に現実的な忠告になっています。

この章句が説くこと

改革徐行持久沈黙消耗

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