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呻吟語 / 内篇・應務・之を備ふるや迂なるが若し

其備之也若迂,正為有時而用也。

書き下し

其の之を備ふるや迂なるが若きは、正に時有りて用ふるが為なり。

現代語訳

その備えが回りくどく見えるのは、まさに時が来て使うためです。

解説

前の段を受けた短い締めです。備えは、使う時が来るまでは無駄に見える。だから回りくどいと言われるのは当然で、それでも備えるという構えが示されます。無駄に見えることを続ける根拠が、使う時が来るという一点に置かれています。備えが評価されないことへの、静かな弁明としても読める一段です。備えが評価されないことへの、静かな弁明とも読めます。

この章句が説くこと

備え迂遠無駄時機弁明

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