呻吟語 / 内篇・應務・道眼・情眼・物眼
道眼在是非上見,情眼在愛憎上見,物眼無別白,渾沌而已。
書き下し
道眼は是非の上に見え、情眼は愛憎の上に見え、物眼は別白無く、渾沌たるのみ。
現代語訳
道の眼は是非の上に現れ、情の眼は愛憎の上に現れ、物の眼には区別が無く、ただ混沌としているだけです。
解説
ものの見方を三種に分けます。正しいかどうかで見る目、好きか嫌いかで見る目、そして何も区別しない目。自分がどの目で見ているかは、判断の根拠を辿れば分かります。愛憎で見ているのに是非で見ているつもりになるのが、最もありがちな誤りでしょう。三つ並べるだけで、自分の目を点検させる装置になっています。三つ並べるだけで、自分の目を点検させる装置になります。
この章句が説くこと
是非愛憎視点点検混沌
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