呻吟語 / 内篇・問學・昨非は歲と與に除く
歲首桃符:「新德隨年進,昨非與歲除。」
新字:歳首桃符:「新徳随年進,昨非与歳除。」
書き下し
歲首の桃符に、「新德は年に隨ひて進み、昨非は歲と與に除く」と。
現代語訳
年初めの桃の札に書いた言葉。新しい徳は年と共に進み、去年までの非は年と共に取り除く。
解説
正月に門口へ掛ける桃の札に、自作の対句を書いたという記録です。新年を祝う言葉に、徳を進め非を除くという願いを込めています。厄除けの習俗を、そのまま自己点検の機会に変えてしまう発想が面白いところでしょう。年の区切りを使うのは誰でもできる工夫で、暮らしの中に修養を織り込む実例になっています。年の区切りを使うのは、誰にでもできる工夫です。
この章句が説くこと
新年桃符対句除去区切り
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