呻吟語 / 内篇・問學・氣質の性は漸く反らざる無し
推此類,則氣質之性無不漸反。
新字:推此類,則気質之性無不漸反。
書き下し
此の類を推せば、則ち氣質の性は漸く反らざる無し。
現代語訳
この類を推し広げれば、気質としての性が次第に改まらないことはありません。
解説
前の段の具体例を一般化する短い締めです。せっかちとのんびりの例を推し広げれば、どんな気質も次第に改まる。気質は変えられないという諦めを、方法の提示によって覆した形です。前に出てきた、気質さえ変えれば物欲の話は要らないという段と合わせると、その気質を変える手順がここで示されたことになります。気質は変えられないという諦めを、方法の提示で覆しています。
この章句が説くこと
気質変化方法一般化可能
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