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呻吟語 / 内篇・問學・明德と修道

《大學》一部書,統於明德兩字;《中庸》一部書,統於修道兩字。

新字:《大学》一部書,統於明徳両字;《中庸》一部書,統於修道両字。

書き下し

《大學》一部の書は、明德の兩字に統ぶ。《中庸》一部の書は、修道の兩字に統ぶ。

現代語訳

大学一冊の書は、明徳の二字に統べられます。中庸一冊の書は、修道の二字に統べられます。

解説

二つの経書を、それぞれ二字に要約します。大学は明徳、中庸は修道。長い書物の全体を一語で掴むという作業で、前に出てきた、簡の一字を会得せよという主張の実演でもあります。要約が正しいかどうかより、一冊を二字に絞ろうとする姿勢そのものが手本として示されている一段です。一冊を二字に絞ろうとする姿勢そのものが、手本として示されています。

この章句が説くこと

要約大学中庸明徳修道

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