呻吟語 / 内篇・問學・一を運らすには因の通變を要す
靜是個見道的妙訣,只在靜處潛觀,六合中動的機括都解破。若見了,還有個妙訣以守之,只是一,一是大根本,運這一卻要因的通變。
新字:静是個見道的妙訣,只在静処潜観,六合中動的機括都解破。若見了,還有個妙訣以守之,只是一,一是大根本,運這一却要因的通変。
書き下し
靜は是れ個の道を見るの妙訣なり。只だ靜處に在りて潛かに觀れば、六合中の動の機括都て解破す。若し見了はらば、還た個の妙訣有りて以て之を守る、只だ是れ一なり。一は是れ大根本なり。這の一を運らすには卻って因の通變を要す。
現代語訳
静けさは道を見るための妙訣です。ただ静かな所でひそかに観れば、天地四方のあらゆる動きの仕掛けが解けてしまいます。もし見えたなら、さらにそれを守る妙訣があります。それはただ一です。一が大きな根本です。ただしこの一を運らすには、時に応じて通し変える働きが要ります。
解説
静けさで道を見て、一で守り、通変で運らす。三段の手順を示します。最後の一手が大事で、根本の一をつかんだ後、それを場面ごとに応じて動かす柔らかさが要ると言います。一を握って固まるのではない。談道篇の一の議論に、運用の作法を足した形になっています。一を握って固まるのではなく、場面に応じて動かす。談道篇の一の議論に、運用の作法を足した形になっています。
この章句が説くこと
静一通変運用根本
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