呻吟語 / 内篇・修身・金剛不壞の身有り
但持鐵石同堅志,即有金鋼不壞身。
新字:但持鉄石同堅志,即有金鋼不壊身。
書き下し
但だ鐵石と同じく堅き志を持せば、即ち金剛不壞の身有り。
現代語訳
ただ鉄や石と同じく堅い志を持ちさえすれば、そこに金剛のごとく壊れない身があります。
解説
修身篇を締めくくる一句です。金剛不壊は仏典の語で、壊れない身を指します。それを得る条件を、鉄石のような志の一点に置きました。長い篇を通じて、恐れ、慎み、退き、克つことが説かれてきた後に、最後は志という一語に集約されます。短く力強い結びで、篇全体の重さを一行で受け止めた形になっています。長い篇の重さを、志という一語で受け止めた結びです。

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本の中身を見るこの章句が説くこと
志堅固金剛結び修身
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