呻吟語 / 内篇・修身・自然に低人と做るを肯んぜず
理會得義命兩字,自然不肯做低人。
新字:理会得義命両字,自然不肯做低人。
書き下し
義命の兩字を理會し得ば、自然に低人と做るを肯んぜず。
現代語訳
義と命の二字を腹に落とせば、自然と卑しい人にはなろうとしなくなります。
解説
義と命の二字が繰り返し出てくるこの書の中で、最も短い形です。義は自分のなすべきこと、命は力の及ばないところ。この区別がついていれば、力の及ばないもののために身を落とす必要が無くなります。卑しくならないために必要なのは我慢ではなく、区別の明快さだという見方になっています。必要なのは我慢ではなく、区別の明快さだという見方です。
この章句が説くこと
義命区別品位自然
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