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呻吟語 / 内篇・修身・掌尺提秤底を要す

度之於長短也,權之於輕重也,不爽毫髮,也要個掌尺提秤底。

新字:度之於長短也,権之於軽重也,不爽毫髪,也要個掌尺提秤底。

書き下し

度の長短に於けるや、權の輕重に於けるや、毫髮を爽たがへず。也た個の掌尺提秤底を要す。

現代語訳

物差しは長短について、秤は軽重について、髪一本の狂いもありません。それでも、その物差しを握り秤を提げる人が必要です。

解説

道具がどれほど正確でも、それを使う人がいなければ働かないと言います。基準を持てば済むという考えに、但し書きを付けた形です。前に出てきた、聖人は規矩を作って方円を作らないという段と合わせると、道具を渡しただけでは足りず、握る人が要るということになります。制度と運用の関係としても読める一段です。制度と運用の関係としても読める一段になっています。
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この章句が説くこと

基準道具運用人正確

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