呻吟語 / 内篇・談道・相責各盡の四字
天下之治亂,只在「相責各盡」四字。
新字:天下之治乱,只在「相責各尽」四字。
書き下し
天下の治亂は、只だ「相責各盡」の四字に在るのみ。
現代語訳
天下が治まるか乱れるかは、ただ互いに責めるか、各自が尽くすかという四文字にかかっています。
解説
乱れる世では、みなが互いを責め合っています。治まる世では、めいめいが自分の役目を尽くしています。呂坤はこの違いをたった四文字に詰めました。相手が悪いと言い合っている限り、誰も持ち場を動かさないので事態は変わりません。組織でも家庭でも、空気が責め合いに傾いたか、尽くし合いに傾いたかを測るだけで、行き先はおおよそ見えるということです。
この章句が説くこと
責任治乱自責他責役目
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