古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・修身・自家に自家を奈何ともする沒き時

人到自家沒奈自家何時,便可慟哭。

新字:人到自家没奈自家何時,便可慟哭。

書き下し

人自家に自家を奈何ともする沒き時に到らば、便ち慟哭す可し。

現代語訳

人が、自分で自分をどうにもできなくなる時まで来たなら、声を上げて泣くほかありません。

解説

わずか十数字の、深い絶望を描いた一段です。他人にどうにもできないのではなく、自分で自分を扱えなくなる。前に出てきた、勝手気ままが固まれば自分の後悔でも抑えられないという段の、行き着いた先です。修身の書がこの状態を慟哭という言葉で呼ぶことに、重みがあります。そこまで行かないための備えが、修身篇全体だとも読めます。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

絶望制御放縦慟哭限界

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る