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呻吟語 / 内篇・修身・自家に自家を奈何ともする沒き時

人到自家沒奈自家何時,便可慟哭。

新字:人到自家没奈自家何時,便可慟哭。

書き下し

人自家に自家を奈何ともする沒き時に到らば、便ち慟哭す可し。

現代語訳

人が、自分で自分をどうにもできなくなる時まで来たなら、声を上げて泣くほかありません。

解説

わずか十数字の、深い絶望を描いた一段です。他人にどうにもできないのではなく、自分で自分を扱えなくなる。前に出てきた、勝手気ままが固まれば自分の後悔でも抑えられないという段の、行き着いた先です。修身の書がこの状態を慟哭という言葉で呼ぶことに、重みがあります。そこまで行かないための備えが、修身篇全体だとも読めます。

この章句が説くこと

絶望制御放縦慟哭限界

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この一句を、あなたの毎日に。

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