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呻吟語 / 内篇・修身・心術・容貌・言語の第一

心術以光明篤實為第一,容貌以正大老成為第一,言語以簡重真切為第一。

新字:心術以光明篤実為第一,容貌以正大老成為第一,言語以簡重真切為第一。

書き下し

心術は光明篤實を以て第一と為し、容貌は正大老成を以て第一と為し、言語は簡重真切を以て第一と為す。

現代語訳

心の持ち方は、明るく開けていて篤実であることを第一とします。顔つきは、堂々として落ち着いていることを第一とします。言葉は、簡潔で重く、真実で切実であることを第一とします。

解説

心と顔と言葉の三つに、それぞれ第一の条件を四字で当てます。明るさと篤実、堂々と落ち着き、簡潔と真実。三組とも、二つの性質を組み合わせた形になっているのが特徴です。明るいだけでは軽く、篤実だけでは暗い。二つ揃って初めて第一になるという作りで、短いながら目標を立てやすい一段です。どれも二つの性質の組で、片方だけでは第一になりません。目標として立てやすい形に整えられた一段です。

この章句が説くこと

心術容貌言語第一条件

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