呻吟語 / 内篇・修身・規矩の中に活潑
裡面要活潑於規短之中,無令怠忽;外面要溜脫於禮法之中,無今矯強。
新字:裡面要活潑於規短之中,無令怠忽;外面要溜脫於礼法之中,無今矯強。
書き下し
裡面は規矩の中に活潑ならんことを要す、怠忽ならしむる無かれ。外面は禮法の中に溜脫ならんことを要す、矯強ならしむる無かれ。
現代語訳
内側は、決まりの中でいきいきとしていたい。ただし怠り緩ませてはなりません。外側は、礼法の中で滑らかでありたい。ただし無理に作らせてはなりません。
解説
決まりの中で窮屈にならない方法を、内と外に分けて示します。内はいきいきと、外は滑らかに。そして両方に但し書きがついていて、いきいきが怠りに、滑らかさがわざとらしさに転ばないよう釘を刺します。枠を守りながら死なない、という難しい注文を四つの言葉で言い当てた一段です。前の段の、規矩の中で守り通す賢者の話とも通じます。
この章句が説くこと
規矩活発滑らか怠り作為
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