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呻吟語 / 内篇・修身・童心俗態は士人の大恥

童心俗態,此二者士人之大恥也。二恥不服,終不可以入君子之路。

書き下し

童心俗態、此の二つの者は士人の大恥なり。二恥服せざれば、終に以て君子の路に入る可からず。

現代語訳

子どもじみた心と、俗っぽい振る舞い。この二つは士たる者の大きな恥です。この二つの恥を退けられなければ、ついに君子の道に入ることはできません。

解説

子どもじみた心と俗っぽい振る舞いを、悪徳ではなく恥として名指しします。悪いことをしていなくても、この二つがあれば入口にすら立てないという厳しさです。前者は内側の未熟さ、後者は外側の粗さで、内外に一つずつ置かれているのが目を引きます。大人になることと、俗を抜けることが別の課題だと分かる一段です。悪事をしていなくても落第する、という厳しさです。

この章句が説くこと

未熟君子入口

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