呻吟語 / 内篇・修身・多口の人は禍を生ず
多門之室生風,多口之人生禍。
書き下し
多門の室は風を生じ、多口の人は禍を生ず。
現代語訳
門の多い部屋は風が通り、口数の多い人は禍を生みます。
解説
門の多い部屋に風が吹き抜けるという像を置いて、口数の多さに重ねます。門も口も出入り口で、多ければそれだけ制御が利かない。風と禍を対応させることで、外から入ってくるものの厄介さも含んでいます。前に出てきた、口には門が必要だという段と同じ比喩の系列にあり、十字ほどで言い切った形です。出入り口の数が、そのまま制御の効かなさになります。
この章句が説くこと
多言禍門制御比喩
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