古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・修身・樂しみは那の苦しき處より來たる

苦處是正容謹節,樂處是手舞足蹈。這個樂又從那苦處來。

新字:苦処是正容謹節,楽処是手舞足蹈。這個楽又従那苦処来。

書き下し

苦しき處は是れ容を正し節を謹むなり。樂しき處は是れ手の舞ひ足の蹈むなり。這個の樂しみは又た那の苦しき處より來たる。

現代語訳

苦しいところは、姿勢を正し節度を慎むことです。楽しいところは、手が舞い足が踏み鳴らすことです。そしてこの楽しみは、あの苦しいところから生まれてくるのです。

解説

修養の苦と楽を対にして並べ、最後に因果でつなぎます。姿勢を正す窮屈さの先に、体が自然に動き出す喜びがある。窮屈さは通過点であって目的ではないという構図です。手が舞い足が踏むというのは孟子が徳の充実を描いた言葉で、抑えた先に解放があるという順序が示されています。苦を我慢として終わらせない一段です。窮屈さを目的にせず、通過点として置いた一段です。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

苦楽修養順序節度喜び

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る