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呻吟語 / 内篇・修身・人を責むる無きは自修の第一

無責人,自修之第一要道;能體人,養量之第一要法。

新字:無責人,自修之第一要道;能体人,養量之第一要法。

書き下し

人を責むる無きは、自ら修むるの第一の要道なり。能く人を體するは、量を養ふの第一の要法なり。

現代語訳

人を責めないことが、自分を修める第一の肝要な道です。人の身になれることが、器量を養う第一の肝要な方法です。

解説

自分を修めることと、器量を養うことに、それぞれ一つずつ方法を当てます。責めないことと、人の身になること。どちらも他人との関わりの中にあり、独りで座って行う修養ではありません。しかも二つは表と裏で、責めない人は自然と相手の事情を汲んでいます。第一と二度言い切ることで、優先順位を明確にした一段になっています。

この章句が説くこと

自修器量責めない共感優先

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