古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

呻吟語 / 内篇・修身・身を保つ底は德義

保身底是德義,害身底是才能。德義中之才能,嗚呼!免矣。

新字:保身底是徳義,害身底是才能。徳義中之才能,嗚呼!免矣。

書き下し

身を保つ底は是れ德義なり、身を害する底は是れ才能なり。德義中の才能、嗚呼、免れたり。

現代語訳

身を保つものは徳と義であり、身を害するものは才能です。徳と義の中にある才能であれば、ああ、危うさを免れています。

解説

才能を害の側に置くのは、前にも出てきた見方です。ここでは対策まで示されていて、徳と義の中に収まった才能なら害にならないと言います。才能そのものを捨てるのではなく、置き場所を変えるということです。嗚呼免れたりという感嘆の言い方に、危うい所を通り抜けた者の安堵がにじんでいます。才能を捨てるのではなく、置き場所を変えよという処方です。裸のまま振り回せば人を傷つけ、自分にも返ってくるということでしょう。
『人生の方程式』の表紙

人生を、一行の式にしてみた。

志×積×時×憤÷(1+執)+命。古典から導いた式『人生の方程式』と、二十四の悩みに古典が答える『人生の教科書』(PDF)、師導の全機能1か月がセットで700円です。

本の中身を見る

この章句が説くこと

才能徳義保身危険収める

関連する章句

本2冊(人生の方程式・人生の教科書)+師導1か月=700円本を見る