呻吟語 / 内篇・修身・本色の人と作る
作本色人,說根心話,幹近情事。
新字:作本色人,説根心話,幹近情事。
書き下し
本色の人と作り、根心の話を說き、近情の事を幹す。
現代語訳
地のままの人になり、心の根から出た話をし、人情に近い事をする。
解説
わずか十二字で、生き方の全部を言い切った一段です。地のままであること、心の根から話すこと、人情から離れない事をすること。三つとも、特別な高みを求めていません。取り繕わず、飾らず、無理をしない。呻吟語には厳しい戒めが並びますが、時おりこういう軽やかな一行が挟まります。多くの読者が座右の銘に選んできた一句です。
この章句が説くこと
本色率直人情自然生き方
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