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呻吟語 / 内篇・修身・真修と語る可し

為人無復揚善者之心,無實稱惡者之口,亦可以語真修矣。

新字:為人無復揚善者之心,無実称悪者之口,亦可以語真修矣。

書き下し

人と為りて善を揚ぐる者の心を復すること無く、惡を稱する者の口を實にすること無くんば、亦た以て真修と語る可し。

現代語訳

人として、善を言い広める者の心に張り合うことなく、悪を言い立てる者の口を裏づけることも無ければ、本当の修養について語ってよいでしょう。

解説

二つの条件だけで、本物の修養の入口を示します。人の善を広める人に張り合わないこと、人の悪を言う人に材料を与えないこと。前者は嫉妬を持たないこと、後者は言われるような事をしないことです。どちらも他人との関わりの中で測られており、独りでの修養ではなく、人の中での振る舞いが基準になっているところが特徴です。

この章句が説くこと

嫉妬悪評修養条件

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