呻吟語 / 内篇・修身・時時人情を體悉す
時時體悉人情,念念持循天理。
新字:時時体悉人情,念念持循天理。
書き下し
時時人情を體悉し、念念天理を持循す。
現代語訳
常に人の情を身をもって察し、一念ごとに天の理に従います。
解説
わずか十二字に、外と内の両方を収めた一段です。人の情を察するのは外に向かう働き、天の理に従うのは内を保つ働き。どちらか一方では足りません。人情ばかり見れば流され、天理ばかり握れば人が離れます。時時と念念という二語で、どちらも途切れなく続けよと示しているところも要点で、短い対句ながら実践の全体を言い当てています。
この章句が説くこと
人情天理両立察知持続
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