導師導古典を学びたいすべての人に 法人向けワークシート法人向けワークシート

論語 / 雍也篇

子曰:『回也、其心三月不違仁。其餘則日月至焉而已矣。』

新字:子曰:『回也、其心三月不違仁。其余則日月至焉而已矣。』

書き下し

子曰く、『回や、その心三月仁に違わず。其の余は則ち日月至るのみ。』

現代語訳

孔子が『回(顔回)は、その心が三ヶ月にわたって仁の境地から外れることがない。その他の者は、一日か一月その境地に至るだけだ』と言われた。

解説

孔子は「顔回は三か月もの間、心が仁の境地から離れることがない。それ以外の弟子たちは、せいぜい一日か一月、そこに至るだけだ」と述べました。ここで孔子が評価しているのは、一時的に立派な行いができることではなく、それをどれだけ長く保てるかという続ける力です。誰でも一度くらいは人に優しくしたり、誠実に振る舞ったりできますが、それを何か月も切らさずに続けるのは容易ではありません。挨拶を続ける、約束を守り続ける、機嫌よく家族と接し続けるといった当たり前のことほど、長続きさせるのが難しいものです。顔回のすごさは、才能そのものより、良い心がけを絶やさず保ち続けたところにあります。

この章句が説くこと

顔回持続仁

関連する章句

古典の入門書『人生の教科書』の表紙

人生の答えは、ぜんぶ古典に書いてあった。

古典の入門書『人生の教科書』(PDF)と、師導の全機能1か月がセットで700円。二十四の悩みに、論語・老子・孫子から徒然草・五輪書までが答えます。

本の中身を見る
古典の入門書『人生の教科書』(PDF)+師導1か月=700円 本を見る